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読書感想文のための、読書の工夫。

更新日:2019年5月21日



文章嫌いの長男がハマったクジラとイルカが主人公の物語『ともだちは海のにおい』

 夏休みと言えば、宿題。宿題と言えば、読書感想文ですね(そうか!?笑)。


 何を隠そう、わが家の長男イッペーは文章を読むのも書くのも苦手。学校の宿題やテストでは、問題文が3行以上になると読む気を無くしてフィーリングで解答(笑)。日々の宿題でも、「分かんない!!(T_T)」とSOSを発信してくるのは大抵文章問題です。


 そんなわけで、夏休みの読書感想文はイッペーが一年間で最も長い文章を書く一大イベントであり、小1、小2のときは本当に親子で“戦(いくさ)”のごとくでした(笑)。1年生のときに初めて“戦”を経験した彼が、2年生の夏に選んだ本はまさかの前年と同じ本、中身ほぼイラストの1年生向け課題図書。けれど感想文の内容は、1年生の時の方がよほど一生懸命考えられていると思えるような、完全なる「やっつけ」になってしまいました。


 翌年、イッペー小3の梅雨時に、私がクジラとイルカが主人公の素敵な本を発見しまして、当時ちょうど海洋生物に興味を示していた長男氏に、寝る前にダメもとで少しずつ読み聞かせをしてみました。


 するとこれが大ヒット!物語を気に入ったイッペーが、その年の読書感想文の題材にすると決めたのでした。やっぱり「好き」のちからはスゴイ!


 トップの写真は、実際にイッペーが使用した本です。たくさんの付箋がついていますが、これは本人が読みながら、気持ちが動いた箇所に付箋で感想を貼っていったもの。この「感想マーカー(仮称)」のおかげで、3年生の読書感想文は素晴らしい仕上がりになりました!(親バカw)


 このアイデアは、お友だちがSNSにUPしているのを見て「これ真似させて!」と頂戴したものです。付箋で記録する「感想」は、あらかじめ「(^_^)」や「イイね!」など、種類や表現を子どもに負担にならないように調整しておきます。


 わが家の場合、何種類がいいか、どんな気持ちのところに印をつけるか、イッペー本人と相談した結果、4種類の「感想」+フリーの計5種類。おいおい、結構多いけど大丈夫か!?と心配しましたが、一度読み聞かせしていたせいなのか何とかなりました。


 本を読みながら、何かの気もちが沸いたとしてもイッペーには目に見えないものは分からない。さらにそれはほんの一時的なもので、次へと読み進めるうちに忘れていってしまう。「感想マーカー(仮称)」は、そういう見えないものを視覚化して、消えてなくならないように付箋で留め置きながら読み進められるという、きっと、ちょうど彼に合った方法だったのでしょう。


 書いている最中の本人の表情がイキイキしていて、見ていて胸が熱くなりました。さらに、いつもヘロヘロの字も、ほぼ筆圧が安定したままという奇跡のようなオマケつき☆彡


 なにより、書きあがったときのイッペーの満足げな様子。間違いなく「書けた!」という、彼の自信につながったと思います。


 色々なタイプのお子さんがいて、ニーズは十人十色と言わず、百人百色。だからもちろん、だれにでも通用する方法ではないと思いますが、この「感想マーカー(仮称)」、一度は試してみる価値アリかもしれません。


 ちなみに、「感想」はくれぐれも付箋の台紙に書くように注意して下さい。付箋そのものに書いてしまうと、用意した付箋全枚数に書き込まなければいけないという地獄が待っています(笑)

 

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