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どうする⁉「本人告知」-自己肯定感UPにつながる支援とは-

更新日:2019年9月10日

 発達障害は外見から判別できず、特性も千差万別。そのため、当事者自身が自分の特性について正しく認知できている必要があります。なぜなら、自分の特性に応じた対処法を身に付けることが、世間の荒波を乗り切る助けになるからです。また、必要に応じて他者に自分の特性を伝え、理解や協力を求めるためには、誰よりもまず自分自身が理解できていなければいけないからです。つまり、当事者が充実した社会生活を送れるかどうかは、どんなふうに「本人告知」が行われたのかが重要なカギの1つとなります。


 10月5日(土)、本人告知をテーマにした勉強会を開催します。必要性とメリット、またリスクを整理しながら、特性のほかに障害名も告知する必要があるのかどうか、いつどのように告知すべきなのか、注意しなければいけないことは何かなど、当事者はもちろん、家族や家庭環境に適した告知方針の考え方を学びます。


 本人告知は一度の話し合いや、面談などで完結するものではありません。なんでもない日常に「種」を撒き、ゆっくりと育てていくような作業です。講座の後半は、そうした日常的な作業に有用な方略の1つ、「コミック会話」を紹介します。コミック会話のスキルを保護者や支援者が獲得し、彼らのポジティブな自己認知、自己肯定感UPにつなげましょう。


 コミック会話は、良好な親子関係や信頼関係を築くための心強い味方になります。また、本人がコミック会話を書けるようになると、経験したことを視覚化することで事象を客観的に理解する助けになるほか、脳内からアウトプットすることで安心できる経験が、不測の事態にも落ち着いて対処できる力につながるなど、様々に可能性が広がります。


 発達障害を持つお子さんの保護者の方、支援者の方、テーマに興味のある方など、どなたでもご参加いただけます。子どもたちの将来が、社会の中で生来の特性を活かし、人を信じ、人から愛される豊かな人生でありますように―。今、私たち大人ができることは何か、一緒に考えてみませんか?

 

お申し込みはWebフォーム、またはメールで!

https://clairasdseminar.wixsite.com/asdclair/contact

clair.asd.seminar@gmail.com

※お申し込み、キャンセルのご連絡は、できるだけ開催日2日前までにお願いします。


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